神仏霊場会への誘い

 神道と仏教は、わが国の長い歴史の中で「神か仏か」と二者択一を迫るような対立関係ではなく、「神も仏も」、互いに相手を尊重し認め合う共存共栄の関係を築いてまいりました。神仏の光あふれるこの国土にしっかりと根を下ろすことで、わが国の奥深く細やかな自然景観や文化、国民性の美質も、のびのびと枝葉を広げることができたのだと申せましょう。
近代文明は、人類に多大な恩恵を与えてくれた一方、戦争の惨禍や自然環境の破壊をもたらし、その行き着く先には恐るべき破局が待ち受けているのではないか、という不安が世界を覆っているという現状もあります。
 わが国においても近代化を進める諸改革の中で「神か仏か」という対立的関係を強いられた時代がしばらく続きましたが、近年ようやく神社界・仏教界の双方から、わが国本来の信仰の姿を取り戻そうと、近畿を中心に古くから聖地・霊場と呼ばれてきた150の社寺が「和」の心をもって結集し、ここに「神仏霊場会」が組織されました。
何れの社寺も歴史と伝統を有する尊い宗教的霊場であり、多くの方々が参詣され、祈りを捧げられますことを願っております。
すでに700人余の方々が全社寺巡拝の満願を果たされています。
皆様の巡拝を心よりお待ちいたしております。

神仏霊場会会長 田中 恆清 (石清水八幡宮宮司)

 

西国(近畿)の名だたる古社名刹が手を結び、「神仏和合」にもとづく新しい組織「神仏霊場会」を設立し、『神仏霊場巡拝の道』が誕生しました。
参加社寺は伊勢神宮をはじめ150社寺に及び、江戸時代まで盛んに行われた伊勢参りや熊野詣のように、神仏を同時に崇拝していた精神風土を現代に取り戻し、末永く百年千年の規模で展開する巡礼ルートとなっています。

伊勢は「常世の国」。緑豊かな島路山、神路山の麓に広がる神域。人は宇治橋をわたり神々の聖なる地へ入る。遙かな太古より流れ続ける清らかな五十鈴川で心身を清め、鬱蒼と茂った杉木立の並ぶ参道を砂利を踏みしめて進む。伊勢の神宮は、二十年ごとに式年遷宮が執り行われ、森厳な社殿の庭前では古儀による数々の祭祀が厳かに営まれる。江戸時代、広く崇敬を集めた「お伊勢参り」は、神仏同座の霊場巡拝のモデルである。


神仏霊場会 御朱印帳(授与価:1,500円) お申込み

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授与価(1冊):1,500円
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